エントリーシート 面接試験

ES内容と面接対応の一貫性が面接官を動かすカギ!

今回は、ES(エントリーシート)での書類選考、そして、面接を突破する上で大切な「一貫性」についてのお話です。

就活に対して、ひと通りの対策はしているのに書類選考が全く通らなかったり、一次面接で落ち続けたりというパターンにハマっている学生は、ぜひご一読ください。

採用担当者を納得させるのに必要なものは?

企業はES(エントリーシート)や面接を通して、コミュニケーション能力や継続性、チャレンジ精神などを評価するのと同時に、人柄を評価したいと考えています。

企業に人柄を正しく理解してもらうには、ESの記載内容と面接での受け答えに一貫性があることが必要です。そこに一貫性があれば、面接官(もしくは書類審査の担当者)に、「この就活生はこういう人柄なんだ」と、納得感を与えることができます。

一貫性がない場合、「なんだか人柄が見えないなぁ…。綺麗な自分を演じているなぁ…」と、面接官(もしくは書類審査の担当者)が感じてしまうと、選考を通過することはできません。

人間は心理的に、性格や価値観のよく分からない他人に対して漠然と不安や不信感を抱きますから、そんな状態を打破できなければ、内定は貰えない訳です。

つまり、「人柄はよく分からないけど、トークだけは上手な就活生」より、「人柄は分かりやすいんだけど、ちょっと抜けてる人」の方が、安心して評価することができるのです。

面接での質問を独立して捉えてはいけない!?

そういった不安や不信感を持たれてしまう典型として、「ESや面接で問われる内容を、設問単位で独立して考えていて、全体としての整合性を軽視している」というケースがあります。

例えば、ESの自己PR欄に「バイタリティに自信があり、どんな環境にでも怯まず飛び込みます」と書いているのに、「面接入室時から挙動が落ち着かず、面接官と目を合わせようとしない」とか、「初期配属は内勤事務職」なんて言ってしまうと、「ホントにこの就活生にはバイタリティがあるのか?」と、面接官は不安になります。

志望動機、自己PR、特技、学生時代に頑張った事といった、それぞれの質問に対して全力で回答を準備するのは良いことです。しかし、その1つ1つの回答によって、全体の印象がチグハグになってしまうと、いくら個別の回答を練ったところで全く意味はないのです。

就活は自分を売り込む営業活動である!

就職活動は「自分を商品として売り込む場」ですから、自分のラベルであるESの記載と実際の中身に齟齬があっては、企業をがっかりさせるだけです。パッケージに「国産」と書いてあるのに、商品に張られたシールを見たら「原産地:XX国(日本以外)」だったらガッカリしますよね。

採用担当者も、これと似たような気持ちになるはずです。

「エネルギッシュ!生命力に自信アリ!」とESに書いてあるのに、面接入室時の挨拶が弱々しかったり、面接中の背筋が曲がっていたりすれば、面接官はガッカリするのです。

就活中の学生は、焦って視野狭窄になっていることもあり、ESの記入事項と面接での受け答えの一貫性、発信しているイメージのブレに気付きにくいものです。

ひと通りの対策はしているのに書類選考が全く通らなかったり、一次面接で落ち続けたりというパターンにハマっている場合には、「打ち出しているイメージ」の一貫性に問題がないか、確認しましょう。

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