面接試験

就活で見かける結果に繋がらない学生とは?~ひとりよがり~

自分では論理的に話しているつもりだが、他人から全く理解されないという学生について取り上げます。

自分の中では論理的なつもり!?

ロジカルシンキング・ライティングを担当した際、「頭の中では整理できているらしいが、話したり書いたりすると論理展開が独特で、受け手からすると意味不明」という学生がいます。

もっとも、典型的なのは説明すべき項目を飛ばしてしまうパターンです。

例えば「お腹がいっぱいだったので蕎麦屋に入ったんです」と言われたらどうでしょう?

意味不明ですよね。

おそらく何か状況説明が抜けているのではないかと、皆さん推測されると思います。(古い知人とバッタリ出くわして、ちょっと話そうと思ったのだけれど、お腹がいっぱいだったから、軽そうな飯屋を探した結果、蕎麦屋になった等)

他には、倫理観や損得論が独特で意味不明なパターンもあります。

例えば「泣いている子供がいたら、とりあえず睨み付けます」とか、「歩いたら3分もかかるのでタクシーに乗ります」といったところでしょうか。

こういった(上記した具体例)話を面接でしてしまっても、それだけで即落とされるということは無いかと思います。しかし、面接官が「意図はなんとなく伝わるけど、なんか引っ掛かるな・・・」という違和感を持ってしまう可能性は高いです。

言語も論理も共通認識あってこそ

言語というのは、言葉が表す内容やイメージが共通認識されることで意味を持ちます。

私のイメージする「リンゴ」と、皆さんがイメージする「リンゴ」がおおむね同じ物であるから、言葉は機能するのです。イメージが共有されていなければ、言葉は機能しません。

論理展開も同じです。
「AだからBである」「Cが発生する原因はDである」という論理展開が、一般的に共有・認識されているからこそ論理的になるのです。

こう言うと、「俺(私)が考えた革命的な論理を披露したら、非論理的になってしまうじゃないか!」と反論する学生がいます。確かにそれは一理あります。

ガリレオが地動説を主張し、教会と対立して迫害されたのが歴史的な典型例でしょうか。いくら理科学的に正しくても、一般人の認識とかけ離れていれば、悲しいかな、理解はされません。

ただ、目的を履き違えないようにしましょう。
就職面接は、「斬新な新理論を証明」する場ではありません。「御社に入れてください!!」とお願いする場なのです。面接官に理解してもらえるような話を用意して、きちんと理解してもらえるように語るのは当然でしょう。

「どう言えば伝わるかな?」という経験を積む

言葉や論理の共通認識を養うためには、まず、会話量が大事です。

普段から会話の中で何かを主張し、「意味が分からん」と言われて、「どう言えば伝わるか?理解してもらえるか?」と工夫する経験が必要です。そうやって共通認識と自分の言葉をリンクさせなければ、いくらロジカルシンキングのテクニックを学んでも論理性は身につきません。

面接官との間には、ジェネレーションギャップが必然として存在します。
「何を言っているか理解できない」と思うのは当然のことですが、そこであきらめていては、言語や論理に対する共通認識を育むチャンスをロスしてしまいます。

「どう伝えれば、相手に理解されるのか?」を考える時間を作っていきましょう。

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