今回は、学生のみなさんにはこれから確実に必要となるであろう能力、『セルフプロモーション』という言葉にスポットを当てます。
目次
『セルフプロモーション』の意味って…?
『セルフプロモーション』という言葉、あまり一般的には使われない言葉ですが、実はこの言葉、学生のみなさんには絶対に必要となる能力なんです。
そう!これから社会に出る時、特に、就活の時に自分を企業にアピールする際に必要となる可能性大です。
『セルフプロモーション』とは、文字通り、自分をプロモーションする(=自分を売り込む)って意味です。
が、自分を上手にプロモーションするには、まず、自分自身を客観的に理解することが必要となります。つまり、自分のストロングポイント(=強み)はどこで、ウイークポイント(=弱み)はどこなのかを第三者目線で把握する必要があるということです。
言うなれば、『自分を誰かに売り込むためのマーケティング活動』みたいなものですかね。
“メッキ”はすぐに剥がれ落ちる。
就活を控えた学生が真っ先に取り掛かるのが、いわゆる「自己分析(自己理解)」ってやつですよね。
「自己分析(自己理解)」で、自分のストロングポイントとウイークポイントをしっかり把握したうえで、『自分をどのように売り込めば、自分の最大価値を企業に伝えることができるのか』ってことを考えることになります。
が!
ここで注意しておかなければいけないのは、自分の評価を“決して盛らないこと”です。
他人に良い評価をして欲しい!という心情は誰しも持っているものなので気持ちはよく分かりますが、そんな“メッキ”はすぐに剥がれ落ちてしまうものです。
そのメッキが剥がれ落ちた瞬間、あなたの評価は大暴落します。
大事なのは、「ありの~♪ままの~♪」自分を受け入れて、決して虚栄を張ることなく、自分を売り込むことです。
「カギ」はコミュニケーション能力にあり!
セルフプロモーションで重要となるのは、ズバリ!「コミュニケーション能力」です。
どんなに正確に自分を把握できていたとしても、それを正確に相手に伝えることができなければ、自分を上手に売り込むことはできませんから、あなたのメッセージをいかに上手に企業に伝えることができるか、がカギとなります。
プロモーションの方法は、なにも言葉だけではありません!
就活であれば履歴書やES(エントリーシート)で他の学生と差別化するというやり方だってありますし、面接の場であなたが発する言葉だけじゃなく、表情、身振り手振り、仕草なんかも重要なプロモーション要素のひとつになりますから、やり方はたくさんあります。
とは言っても、あなたが伝えたいメッセージを100%正確に企業に伝えて上手に自分を売り込むのは決して簡単なことではありません。
しっかりと自分を把握するための「自己分析(自己理解)」と応募書類や面接での「自己表現」の訓練が必要になります。