インターネットを利用するのが当たり前になった現代において、IT関連の業務に就くのであれば、Webリテラシーはなくてはならない知識です。
しかし、Webリテラシーがどのようなものなのか、今さらすぎて聞けないという人は多いかもしれません。
目次
Webリテラシーとは?
日本では、Webのデザイナー、ディレクター、プロデューサーの主要な職種の中で、最も
重要な知識をまとめたものを「Webリテラシー」と定義しています。
もっとわかりやすく言うと、
Webリテラシーとは・・・
Webと言っても、分野は幅広く、職種などの立場によって、同じような言葉やニュアンスでも、違う意味になることがある。
そのようなコミュニケーションエラーを生まないためのWeb業界の共通認識。
みたいなもの。
一口にWebと言っても、広告やゲーム、サービス、映像、音楽、そしてモバイルなど、分野は幅広いものです。
そのため、Webサイト作成の仕事などを依頼する場合、発注内容を説明するのは非常に難しいものです。
同じような言葉やニュアンスであっても、業界によってはまったく違う意味になることもあります。
また、立場によって最終ゴールに至るまでの過程や、知識量の有無、コミュニケーションエラーなどによって正しく伝わらないことがあるでしょう。
さらに、クライアントとの意思疎通だけでなく、Webプロデューサーやディレクター、そしてデザイナーやプログラマーの間でも生じてしまうのです。
ビジネスパーソンに必要な知識を身に付けるには?
キャリアを積んでWebリテラシーの知識を得るためには、インターネットで調べるほか、書籍などでも勉強をすることができます。
さらに、Webリテラシー試験という資格試験があり、合格することで「必要なWebリテラシーを身に付けている」という能力を認定してもらうことができるでしょう。
試験時間は90分、出題数は85問。
その中で正解率70%以上の得点で合格となります。
受験資格はありませんので、身に付いたと思った段階で申し込みを行うとよいでしょう。試験はCBT方式(コンピューター入力方式)なので気楽に受験することができます。
ただし、リテラシーは常に最新の状態にしておくことを目的とするために、資格の有効期限は2年間なので、復習もかねて定期的に受験するようにしましょう。
まとめ
Webリテラシーは、IT系の職業につくのであれば、必ず身に付けておきたいビジネス知識資格試験として認定してもらうことができますので、書籍などで基本を勉強したうえで、未来のために試験を受けてみてはいかがでしょうか。
さて、IT・Web業界と言っても、広告、ゲーム、サービス、映像、音楽など幅広いですが、IT・Web業界志望の学生の皆さんは、業界分析などはしっかりできていますか?